市民大学ちた塾
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ぶらり梅散歩♪ ~理事のみなさんの講座訪問日記~

♪New♪~NEO-KOTOを楽しもう!の巻~

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「NEOーKOTOを楽しもう!」
水曜 11:00~ 大興寺まちづくりセンター
加古淳子教員の講座を訪ねて


11月30日、寒さが本格的になってきたタイミングで加古先生のNEO-KOTOの講座を訪ねました。生徒の皆さんはこの日は11名で世代を超えて多くの方が参加されていました。お琴、と聞くと厳粛な雰囲気でお稽古が行われているイメージをもっていましたが、加古先生の講座ではそれだけでなく、時に和気あいあいとして雰囲気を感じる、あたたかい練習の様子でした。

この日の練習曲は2曲。1曲目は「花筏(はないかだ)」。運指のポイントを丁寧に解説しながら練習が進んでいきます。週末に迫る発表会に向けての練習でした。一音一音の響きがとても心地よく、生徒の皆さんの音がピタッと重なっていました。日本文化のよさをこんなに身近に感じることができるのだなとしみじみ感じました。
チューニングを変えて、2曲目は「異国の風」。花筏とはがらりと雰囲気が変わり、琴がまるでギターのような音色に聞こえました。どちらも弦楽器なのでそれはそうなのかもしれませんが、タイトルの妙、まさに異国の風を感じました。パートが3つに分かれており、迫力あるバンドサウンド。曲の構成によって変化するパートの見所、それでいて感じる一体感、ダイナミクス…どちらの曲も和楽器のリズム感と音階が際立っていて、かつそれぞれの曲調のよさも感じることができました。

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ぶらりとお訪ねしましたが、一つのコンサートを見させていただいたような充実感をもって帰路につきました。コロナの第8波が兆しをみせておりまだまだ予断は許さない冬が来ましたが、コロナ対策(換気)もしっかりしつつ、あたたかい光景がそこにはありました。加古先生、学生の皆さん、お邪魔しました。ありがとうございました。
                  ~ 取材 髙橋直之 ~

~easy英語の巻~

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「easy英語」
土曜 19:00~ ふれあいプラザ
日高ビルマ教員の講座を訪ねて


まだ暑さが残る9月初旬、ふれあいプラザにて開催された日高ビルマ先生の「easy英語」の取材へ行きました。40代~70代までの男女9名がおよそ90分の講座に参加されていました。取材に伺うまでは、英語の講座と聞き、先生の話を聞くだけの受動的なものだと思っていました。しかし、想像とは全く異なる学生の方々の姿に正直驚きました。

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例えば、学生の皆さんへ先生から質問された際のこと。私もそうですが、こういった場面ではつい消極的になってしまいます。しかし、ほとんどの学生の方が、非常に積極的に手を上げ発言されていました。学生の皆さんは、英語について学ぼうと意欲的な方ばかり。一様に「学ぶ姿勢」が素晴らしく、講座中は「目つきが違う」と、感じました。

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講座の中でとても印象に残った場面は、学生の皆さんが席を立ち、他の学生の方と1対1で英会話の練習をする時のこと。どうしても気恥ずかしくなるものですが、そんな時も、少し恥ずかしさは残るものの皆さん真剣に英語を話し始めました。徐々に慣れ始めるととても楽しそうに、皆さん笑いがこぼれながら会話を楽しんでいらっしゃいました。

今回、90分の講座の様子を見学させていただいて、「学ぶ」という行為は、日々の日常を彩るためにとても必要なコトだと感じました。新しいことを知り、その学びを通じて新しい出会いをする。それはきっと「生きる活力」に繋がると思います。
人はいくつになっても、新しいことを学ぶ喜びを得ることが出来るのです。生涯学習の一つとしてこの「easy英語」は素晴らしく、教育とエンタメが合わさった価値あるものだと感嘆しました。

             ~ 取材 佐藤邦彦 ~

~イキイキ元気体操(1)の巻~

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「128 イキイキ元気体操(1)」
水曜 13:15~ ふれあいプラザ
竹内奈津子教員の講座を訪ねて


猛暑の続く8月10日の午後、ふれあいプラザで行われている、竹内奈津子教員のイキイキ元気体操を見学させていただきました。2008年から続く人気講座で、2クラス共にリピーターの方が多いそうです。唯一の男性学生さんも、もう10年以上続けているとのこと。

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講座は、スピーディですが、常に優しく説明したり、励ましの言葉をかけながら、飽きさせません。
まずは、マットに座って簡単なストレッチ。
奈津子先生のこんな言葉がかかります。
「こんな暑くて、コロナもあって、お盆近くの忙しい中、よく来てくださいました。筋肉つけて、免疫力高めましょう!」
「まさか、マスクをして体操をすることになるとは、思いもよりませんでしたね。高所トレーニングと一緒で、心肺機能あげることができてるかも、、でも、無理はしないでくださいね!」
次は立ち上がり、転倒予防も兼ねて足首の運動。ダンスの要素も入って楽しそう。

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水分補給が済むと、ポールを使っての運動。ポール一本を使って様々な動きの運動ができています。
「姿勢を正すことが大切ですよ!」
その後は、またマットに寝転がっての様々な、ストレッチ。
「普段意識していない所を意識することが、体操では大事。今日の一回が将来の自分を支えると思って頑張って!」
様々な奈津子先生の言葉にうーん、なるほどと何度もうなずいてしまいました。

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最後は、ジンギスカンと言う曲に合わせて、奈津子先生の振り付けダンス。手と足の動きを一つずつ楽しく説明。あっという間に、皆さん一曲踊り切りました。動画でお見せできないのが、残念です。
冷房が効いているとはいえ、1時間半はなかなか大変では?と思っていたのですが、皆さん次々とこなし、あっと言う間に終了時間がやってきました。この感想を奈津子先生に申し上げたところ、色々な要素を取り入れて組み立てているから、飽きずにやれてしまうのかもしれませんとのこと。
最後の深呼吸が終わると、器具類を皆さんで除菌ティシュで拭き、感染対策もバッチリでした。きっと免疫力も上がって、残りの夏も乗り切っていけるに違いないと思わせてくれた講座でした。先生、学生さんありがとうございました。
                  ~取材 加古淳子~
 

~心と身体を健康に!社交ダンス(初級)の巻~

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「93  心と身体を健康に!社交ダンス(初級)」
水曜 13:30~ 市民活動センター
松永由莉枝教員の講座を訪ねて


今期が3期目となる松永由莉枝先生の初心者向け社交ダンスの講座。取材に伺った7月6日(水)は、7回目の講座日。まだコロナ禍であり、手指消毒をし、マスク姿で皆さん集まり、講座スタート!ダンス靴に履き替え、輪になってストレッチで身体をほぐす。ウォーミングアップと、正しい体の使い方を学ぶ基礎練習が終わったらいよいよステップの練習。
 

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”タンゴの復習から”と、先生の声のリズムに合わせて“スロー、スロー、クイック、クイック、ウォーク、ウォーク、スロー、スロー・・・” 背筋を伸ばしてステップを踏む一組の足が楽しげである。腰、顔のポジションにも先生の視線がとび、“男性は女性の指をしっかり握り、安心できるようコミュニケーションをとってね”とアドバイス。音楽に合わせて踊った後は、お互いを讃える拍手で終わる。エアコンの効いた部屋だったが、みなさんの熱気で水分補給が欠かせない90分だった。

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学生のみなさんからは「みんなで同じように身体を動かしておしゃべりするから楽しい♪」との声。
先生は、「ひと講座終わる毎に“楽しかった”という言葉が聞けたら嬉しい!初めての方でも安心な初級のステップなので、2,3のステップを覚えて、音楽に合わせて踊るととっても楽しいですよ!」とのこと。

社交ダンスの歴史は、輪になって踊る民衆の踊りが宮廷舞踊になり、男女が向かい合って踊る形になったものであり、900年以上前から続いている。日本に伝わったのは明治期。社交ダンスは最近では健康面が評価され、幅広い年代が長く楽しめる趣味として定着している。

健康維持、運動不足解消、そして人とのつながりと魅力たっぷりの松永先生の社交ダンス講座。秋からは「リズムにのってエクササイズ&社交ダンス(初級)」に講座名が変わります。まだ新しい講座なので、ぜひチャレンジしてみてください!見学も随時受け付けています。
                                 ~取材  吉川佳代~

~初心者のための楽しい日本画の巻~

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「158 初心者のための楽しい日本画」
土曜 13:30~ 旭まちづくりセンター
宮本脩子 教員の講座を訪ねて


晩秋の土曜日の午後、旭まちづくりセンターで平成18年から続く、宮本脩子先生の日本画講座を訪問しました。宮本先生には、前日の突然の依頼という失礼を快諾戴き、ありがとうございました。
このところ、またコロナ感染者が増えてきており、宮本先生も苦慮されていらっしゃいました。これまでより広くスペースを取って密を避け、換気を心がけ、マスクはもちろんのこと、個々に消毒用のペーパーを傍らに置いている方もいらっしゃいました。

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講座は、色紙に描くために、それぞれのモチーフを選んで、スケッチをしたり、下絵を描かれたり、構図に悩まれたりしている中を、先生が巡回してアドバイスをなさいます。季節柄、柿、南天、ポインセチアから、旅の思い出や好きな草花、お孫さん?の横顔だったり、皆さん思い思いの題材に、思い思いのペースで取り組んで見えます。
今回のコロナ禍の中、受講生は少し減少したそうですが、本日で3回目の受講という新人さんもいらっしゃいました。「着物が好きで、自分でその絵柄を描く」のが夢で、学びはじめたそうです。素敵ですね。きっと叶いますよ。

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一方、本日の参加者11名中、男性は5名。受講歴も長い方が多いのですが、お互いの個性を認めつつ、忌憚のない批評もする和気藹々としたお仲間です。女性群とももちろん仲良しですが、彼女たちからは、日ごろから講座の運営とか、展覧会での設営だとか率先してやっていただけるのでとても助かっているとのことでした。
高校時代から絵筆を持ったこともない私なので、皆さんそれぞれにお上手だと思うのですが、宮本先生の助言や、加筆でまた一段と素敵な作品に仕上がっていきます。奥行きが出たり、いきいきとした表情が出てくるのです。それぞれの個性を大切にしながら、適切なアドバイスを次々にされていく様子を感心して見せて戴きました。「絵には本当に個性が出る」とか「何処かに現実がないといけない」とおっしゃる先生の言葉が心に残りました。

来年3月、講座最終回の27日と28日に、新舞子のこども未来館で恒例となった展示会が行われます。一人2~3作品を発表されます。今年はコロナ禍の為、直前で中止となりましたので、次回こそ!と皆さん気合いが入ってみえました。今回作成途中だった作品がどんな世界観を持って発表されるのか、楽しみです。私も是非拝見したいと思っています。
講座に興味のある方、絵の好きな方、どうぞお出かけください。      ~取材 加古淳子~
 

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~伝承折り紙で脳活トレーニング!の巻~

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「213 伝承折り紙で脳活トレーニング!」
火曜 10:00~ 勤労文化会館
佐々木トシ子 教員の講座を訪ねて


令和2年度後期講座で新しく誕生した【伝承折り紙で脳括トレーニング!】の講座にお邪魔してきました。知多市勤労文化会館で月一回第二火曜日、十時からの講座です。コロナ禍の中多くの方が参加して下さり、「前期講座で参加しようと思っていたが講座が無くなり残念がっていたら後期講座であったので参加しました。」と言われた方が見え、参加された皆様方はちた塾を楽しみにして下さっているのが良く分かりうれしく思ったのと同時に責任を感じました。
 講座が始まる前に生徒さんの各自己紹介と参加された動機をお聞きになられました。皆さんそれぞれで、孫に教えたい、友達に教えてあげるからねと言ってきた、高齢者のサロンで教えてあげたい、折り鶴も折ったことがない等、謙遜して見える方も見えました。

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最初の作品は「レインボー鶴」を折るということでした。始めに先生が大きいサイズの折り紙で見本を見せて下さっていました。大きいサイズの折り紙で一羽鶴を折り、鶴を折った大きさの折り紙三色を四分の一のサイズにカットしたものを使い六つの同じものを折るということでした。色とりどりの折り紙を使いながら真剣に先生のご指導の下、「ここってどちらに折るの」とか「これでいいの」とか席を隣にした方と楽しそうにお話をして見えるのを見て、同じ講座を受講してみえる方々はすぐに打ち解けあえるのが良くわかり、ほほえましく思った次第です。
  先生の言われた言葉で「明日の朝覚えているかが大切ですよ」と言われた言葉が記憶に残りました。まさしくこれが【脳括トレーニング】どれだけ覚えていられるかが大切、私自身他の事でも当てはまると実感しました。最終回どの様な作品が見せて頂けるかが楽しみで講座を後にしました。
                  ~取材 渡邉弘子~